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よくある質問

Q1:なぜチベット仏教なんですか?

 

 日本は仏教国だといわれていますが、しかし日本仏教は死んでしまって、いまは「形式」が残っているだけで、「内容」はほとんどなくなっています。これにたいして、チベット仏教は生きています。お釈迦さまからその弟子たちへ、弟子たちからさらにその弟子たちへと伝わって、現在のお坊さま方にいたるまで、2千5百年間、一度も途切れることなく、師匠から弟子への直接の伝承によって伝えられている生きた仏教です。

 その結果、どんなことがおこるかといいますと、チベット仏教では、お坊さま方は戒律を守って暮らしておられます。つまり、異性と交わらず、お酒を飲まず、お釈迦さまが定められたとおりの生活をしておられます。これにたいして日本のお坊さま方は、ご存じのとおりです。

 チベット仏教は、暗記を中心とした昔ながらの学び方で身につけます。ですからお坊さま方は「歩く仏教百科事典」です。質問すると、頭の中に経典が入っていて、そこから答えをくださいます。ご自分でお考えになるのではなくて、お釈迦さまのお言葉でお答えになるのです。これはすばらしいことです。

 チベットのお坊さまの多くは、きわめて徳の高い方々です。生きている菩薩さまです。そういう方が何千人もおられます。宝石屋さんに入ったみたいで、あっちを向いてもこっちを向いてもダイヤモンドばかりです。

Q2:チベット仏教の教えは日本仏教の教えとは違うんですか?

 

基本的には同じです。ただ、チベットには日本に伝わっていない教えも伝わっています。一方、日本に伝わっている教えはすべて伝わっています。つまり、チベット仏教の中に日本仏教はすっぽり収まります。

 仏教を顕教と密教に分けて考えることが多いのですが、顕教は日本もチベットも完全に共通です。ただし、チベットには日本に伝わらなかった文献がたくさん伝わっています。たとえば、ダライ・ラマ法王が読むように勧められる『入菩薩行論』という仏教入門書は、日本には伝わっていませんでした。いまは美しい和訳で手に入るようになりましたが。

 密教については、所作(しょさ)タントラ・行タントラ・瑜伽(ゆが)タントラ・無上瑜伽タントラの4段階に区分するのが普通ですが、所作タントラ・行タントラ・瑜伽タントラは日本にも伝わっていますが、無上瑜伽タントラはチベットにしか伝わっていません。弘法大師もご存じなかった方法が伝わっているのです。

 そうは言うものの、教えの全体を見渡すと、基本的な部分は同じです。信仰の対象になっているのも阿弥陀さまや観音さまですし、毎日のお勤めのやり方も、語句は違っても意味は同じですし、幹の部分は完全に共通しています。

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Q3:なぜガルチェン・リンポチェなんですか?

 

 根本上師(ルート・ラマ)という考え方があります。たくさんのお師匠さまがおられる中から、一人だけの自分のお師匠さまを探すのです。私(野田俊作)は、何人かのお師匠さまを巡り歩いて、その結果ガルチェン・リンポチェを根本上師に選びましたし、ガルチェン・リンポチェの方も私を弟子として受け入れてくださいました。だからガルチェン・リンポチェです。

 みなさまの根本上師がどなたであるのか、私にはわかりません。なにはともあれ、ガルチェン・リンポチェとそのお弟子さんたち(たとえばドルズィン・リンポチェ)とお会いになって、その上で決めてください。ピンと来なければ、他の師匠を探しに行ってください。

 根本上師は、私たちが仏さまとお付き合いさせていただくためのゲイトウエイになります。つまり、仏さまを直接イメージするのが難しいときに、まず根本上師をイメージして、それから「根本上師はすなわち仏さまである」と考えて、それから仏さまのイメージに移行します。根本上師がいないと、密教瞑想は難しいのです。

 

 

Q4:チベット語でお勤めをするのですか?

 チベット語をひとことも知らなくてもお勤めができるようにしています。今回の『五重の道のマハームードラ』も『観音菩薩成就法』も『白ターラー菩薩成就法』も、すべてチベット語とリズムを合わせた日本語訳を作りますので、チベット語を読まないで、日本語だけでお勤めができます。もちろん、チベット語で読んでみたい方のために、仮名で読み方をつけておきました。すべてをチベット語でやってみたい方がおられたら、それも大丈夫です。

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Q5:これから先の計画はどうなっているんですか?

 

ドルズィン・リンポチェには、できれば毎年1回は来ていただこうと思っています。それとは別に、日本に常駐してくださるお坊さまを探しています。最初は観光ビザで入っていただいて、日本に暮らせるかどうかを試していただいた後で、OKだったら次には日本語学校の学生ビザで入っていただこうと思っています。日本語を学んでいただいて、日本に骨を埋めるつもりでいていただけたらなと思っています。

 それとは別に、ガルチェン・リンポチェにはぜひ来ていただきたいと思っています。ガルチェン・リンポチェは何度か日本にお見えになりましたが、おいでにならなくなりました。それは、継続的な学習システムが作れなかったからだと思っています。ドルズィン・リンポチェは、私たちの「熱意」次第だとおっしゃっていました。それについては、ぜひともみなさまのお力添えをお願いします。

 

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